かずじの屋根裏

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<<   作成日時 : 2010/01/22 08:27   >>

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 「父さん」が急逝した。昨年初めくらいからだんだんと体の機能が衰え,いつかはその日が来るものと覚悟はしていたが,突然にやって来た。
 1月16日午後3時過ぎ,買い物中に携帯電話が鳴り長兄からの表示。
 長兄からの電話だったら朝夕が多いのに何かあったのかなと一抹の不安がよぎったものの「死」という文字は浮かばなかった。
 長兄の話では,「お昼を食べているときに急にむせ,救急車を呼んで病院へ運んだものの間に合わなかった」とのこと。
父は1月16日午後2時57分,享年86歳の天寿を終えた。
 取り急ぎ,喪服を持って旭川に戻り,実家で冷たくなった父親と対面したが,まるで寝ているような表情だった。

 想い返すと,口数の少ない父は,言葉ではなく背中で物事を教えてくれる人だった。
 口で「ああしなさい!こうしなさい!」と言うのは母親で,父親から口で「指図」を受けた記憶はない。
 自分が兄弟の中で一番,親に心配をかけ,小さい時,悪さをして叩かれたときも子供心にも「自分が悪かった。」と感じたものだ。
 自分の娘たち(父からすると孫)も,「一度もお爺ちゃんに怒られたことがない。」と言う。

 もう少し,長生きしてもらって親孝行のまねごとをさせて欲しかったが,もう叶わない。「親孝行したいときに親はなし」という言葉があるが,本当だ。

 葬儀を終え,母親や兄弟,甥・姪らと話していると,元看護士の妹は昨年暮れ,父の表情に「死相」を感じたと言い,姪の2人は,正月,父親の着替えを手伝っていたときに「線香の臭い」がしたと言う。
 また,泊まりがけで遊びに来ていた孫たちが帰るとき,父親はこれまでしたことのない握手をしていたのを見て,あれっ?何か変だなと感じていた。今思えば,みんなに最後の挨拶をしていたのだと思う。

 父の葬式で気を張っていたかどうかは自分では分からないが,葬儀が終わったとたんに目がむず痒くなってきて,翌朝になったら「番町皿屋敷のお岩さん」状態になっていた。早速,眼科で診断してもらったら「はやり目」の疑いが濃い」とのこと。
強い感染力があるので,他の人に移らないように注意してくださいとのこと。

 この1週間,あっという間に時間が流れ,今日はもう初七日。
 信仰心の厚い父だったので,四十九日(忌明け)が終えるまでは釣り(殺生)は封印です。

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